カンファレンス
ソフトウェア、デジタル開発の要は人です。質の良い企画・開発のために学ぼう。
チームみなさんでのご参加をお待ちしています。
盛況のうちに終了しました
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受付
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あいさつ
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継続的ユーザーオンボーディング
「ユーザーオンボーディング」とは、アプリやサービスにおいて新規ユーザーとのやりとりの開始から長期的発展・定着に至るまで、ユーザーをガイドするプロセスです。多くの企業が、新規ユーザー獲得に向け、オンボーディングを設計しているはずです。そして、新規ユーザーに良い第一印象を持ってもらい、戻ってきてリピーターになってくれることを願っています。
しかし、「オンボーディング」というと「First Run(ファースト・ラン)」と呼ばれる初回のユーザー体験の設計にばかり注力し、ユーザーを継続的につなぎとめるために必要な多層的で長期的な誘導の設計を見失いがちです。その結果、多くの企業が自社サービスへのユーザー定着で苦戦し、マスメディアやSNSなどの一時的な広告に費用をかけては一時的な新規ユーザーを獲得しているのです。一方、Googleのアプリのように、プロダクトやサービスの広告を殆どみかけないのはGoogleのオンボーディング戦略が長期的でありまさに巧みなのが理由です。皆さんも自然とGoogleの製品を使いつづけているのではないでしょうか。
このセッションのKrystalは、まさにこの仕掛役です。
ユーザーを長期に渡り効果的にオンボードさせる理由を最初に紹介します。ユーザーオンボーディングは教育や雇用にも関連します。ユーザーオンボーディングの実施例も紹介し、ベストプラクティスの設計方法を紹介します。
多様な製品やサービスのオンボーディング成功事例を見ることで、優れた誘導を構築するための技術と方法を習得できるでしょう。優れたユーザーオンボーディングの実践は、新規ユーザーのリピーター化を促します。また、初めてサービスを訪れるユーザー体験も価値を提供できるかによって、新規ユーザーへの投資を最大化することができます。
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休憩
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音声ユーザーインターフェースデザイン: 旧来の問題に対する新しいソリューション
日本でもアレクサやGoogle Homeなどスマートスピーカーが定着してきました。
そして、音声テクノロジーは、エンターテインメントからメインストリームへ大きく進出して、成功をおさめようとしています。その成功の要因は、音声テクノロジーが、全く新しい問題を解決するのではなく、今までのテキスト入力やポインター入力によって解決されてきたことを、更に包括的にカバーできるからです。
音声デザインを作るには、デザインのプロセスと戦略をどのようにしなければならないかを探求しなければなりません。このセッションでは、音声テクノロジーの設計思想の「なぜ」のマインドセットから具体的な手法の「どうやって」までを導びき、参加者のモチベーションをあげます。
音声テクノロジー分野のビジネス戦争に生き残るには、どの成果物が必要でしょうか?これらは、ビジネスを生き抜くために大切な問いであり、資金集めの際にも重要な問いになります。音声テクノロジーが適切に働くのはどういうシーンや、新しい(音声テクノロジー)ソリューションを採用し始めるデザインプロセス(方法)についても解説いたします。
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昼食(お弁当をご用意しています)
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サービスデザインで現代的な体験の創出を
顧客の期待は急速に変化しています。魅力的なアプリや製品を設計することは、もはや当たり前で期待されていません。顧客の要望が高くなり過ぎてしまいました。
顧客はコールセンターや売り場・環境といった物理的な体験から、モバイルアプリなどのデジタルタッチポイントへ、間髪入れず楽々と移ることを可能にする、凝縮された直感的なエコシステムを求めています。
そこで、活躍するのが「サービスデザイン」です。「サービスデザイン」は私たちが設計しているものや、人間による操作とそれをサポートする技術、そして共同作業を行う多様な利害関係者たちが利用できるツールのための状況を理解する、新たな方法を提供します。
サービスデザインは定義が難しい分野です。しかし、サービスデザインの中心的な役割は、デザインプロセスが孤立してしまうのを避け、どんな規模の企業でも将来を見越したデザイン戦略を作ることのできる、システマティックな方法を提供することです。その他にも、サービスデザインはより協力的なサービス戦略のための社内の団結を作り上げます。
サービスデザインの訓練方法や、現代のデザイングループが顧客の望むつながりのある体験を作り出すためにサービスデザインを役立てる方法、そしてプロジェクトを前進させるためにサービスデザインの手法を使うタイミングを紹介する予定です。
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休憩
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リサーチで最初の質問するべきこと
UXにおいて最高のリサーチ結果を得るにはどうすれば良いでしょう。それは、実は明確なリサーチのゴール設定から始めることです。よくデザイナーは、「インタビュー」、「アンケート」、「ユーザビリティテスト」などの手法論に飛びつきがちですが、手法を論じる前に何をリサーチから知りたいのかを考えるべきです。この講演では、毎回リサーチを行うためには最初に何をすれば良いのかご説明します。
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休憩(おやつをご用意しています)
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UX設計での行動経済学の重要性と理解
人のためにプロダクトを設計するには、人間がどのように行動するかを考え、理解する必要があります。行動観察(エスノグラフィー)は、人間がどのように考えるかを理解させ、制作者にアイディアや気づきをもたらします。
UX設計に置いて、リサーチが最も重要な工程です、特に行動分析はその中でも最も重要なフェーズです。行動観察で得られた情報は、人間の行動の膨大な情報のリサーチ結果です。バイアスが少ない行動のデータはあらゆる場面で利用することができます。
また、行動観察から得られたデータは、行動経済学(ビヘイビアラル・エコノミックス)として心理学としても、学術的になっています。UX・プロダクト設計する上で必要な心理学の知識を理解いただきます。これらの知識を利用して良いプロダクトを設計する方法を学びます。
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休憩
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ストーリー(ナラティブ)に隠れる数値を探そう : メトリクスの活用方法
UXデザイナーは、言葉とビジュアルを利用して、魅力的なユーザー体験を作り出す人とも言えます。しかし、単純に作成しているだけでは、”そのサービスや製品は顧客に対して有効か?”という問いに明確な解答を出すことはできません。
利用している既存のデザイン設計ツールに、メトリクスを追加することで、インタラクションやデザインの効果を測定することで答えを見つけることができます。そして、デザインを強化することができます。効果的なポイントを定量化することは、ビジネスへの影響力も増します。ビジネスリーダーは定量データの力を知っています。デザイナーもその力を活用すべきです。
関連性の強いメトリクスを設定し、デザイン決定プロセスへ採用したり、分析情報をカバーすることで、ビジネス戦略にあったデザインの実装・理論的で説得力の強い成果物が生まれます。
ケイト氏のセッションでは、彼女が探求した実績をもとに、どのようにメトリクスを用いて現場で利用するのか、その影響力についてもご紹介します。
UXデザイン設計で利用される、ストーリーテリングとナラティブの力に、素晴らしいメトリクスを追加します。アナリティクスなどで取得できるが、意味をなしていない「バニティメトリクス」を信じていても何の改善もしません。実質の成功を得るための関連性の高い、ユーザー行動のメトリックスを指標する手法について論じます。
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質疑、クロージング
カンファンレス内容を含み、スピーカーへの質疑が可能です。マイクで直接質問する以外にも気軽に質問できるように質問専用のフォームもございます。
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アフターパーティ
スピーカーへの質疑等も予定しています。
(限定:60名様 5,000円/飲食付き)
会場
大崎ブライトコアホール
〒141-0001 東京都品川区北品川5丁目5-15 大崎ブライトコア 3F
参加料金
カンファレンス チケット
スポンサー枠以外満席となりました。
スポンサー枠以外満席となりました。キャンセル待ち受付として申し込み可能です。ご参加できない場合こちらからご連絡させていただきますので、申込み直後のお支払いはご遠慮ください。また、ワークショップと合わせてお申込みいただいている方を優先とさせていただいています。